オレンジ色の日差し受けて芝生で夏に焦がれてた
東京ベイの丘の上に寝転び雲を抱いてた
あれは五月で君の着てた花柄 シャツさみしい色
その花の名を聞いたけれど忘れた なぜなんだろう?
デッキチェアーの下にちっちゃなおもちゃが寝てた
うつぶせに捨てられてる人形はまるで悲しい人生のよう
そうさ 人間なんて想い出とひきかえに
きっと 諦めることを受け入れ泣いてるだけさ
煙草をやめたり無茶をしなくなってもカネはたまらない
大人になれと人にいわれたけれど誰になれる
破れかけてるハートの中にくしゃくしゃの夢が
すりきれて消えかけている言葉はまるでらくがきみたいさ
そうさ 人間らしく生きようとするほどに
きっと 滑稽な姿さらして笑われてる
もしも 僕が君のことを
どうしても離したくなくて
できることがあれば何でもした
どんなことだって
そうさ 人間なんて想い出とひきかえに
きっと 諦めることを受け入れ泣いてるだけさ