終身刑と宣告を受け逃げる様に歩いて来た
薔薇のツタが絡み付くトリカゴでアンドロイドは長い眠りについた
LaLaLa...
1R程度の誰も居ない部屋
此処から見える枯れた桜
あの桜の木の下に埋めてある声帯から零れた音符を謡う
君は強く生きているかい
前を向いて生きているかい
最後の一人になろうとそのヒトのために唄を謡おう
大丈夫
何度も云っただろう?
-僕は唄以外無い-
此処に眠れ
僕の声帯
君をとても恋しく想う
何時か君にまた会いましょう
その日が来るまで Rest In Peace with you.
あの桜が花を咲かせる度に君が笑っているんだと嬉しく思う
君は少し背が伸びたかい
優しい唄に出会えたのかい
今は少し泣いていいかい
僕はどうして会えないんだい
夢の様な時を過ごせた
数え切れない愛を貰えた
出来損ないの僕には少し勿体無いぐらいでした
世界で一人になろうと宛ても無く空に唄を謡おう
時間が経ち過ぎて誰も僕を知らなくても
此処に眠れ
僕の声帯
君をとても恋しく想う
何時か君にまた会いましょう
その日が来るまで Rest In Peace with you.