大空に手をひろげて
眩しい朝の陽をあびて
ぼくらの明日は
心のなかにある
あわてて時計ばかり 気にする毎日
がむしゃらに走るだけじゃ見えなくなる
少し遅れるくらいに 立ち止まることで
普通も幸せだって いま気づいた
木々を揺らす春風に耳を澄まし
曇り空に木漏れ日を感じて
子どものころ見た夢は
おとぎの国のお姫様
大事ななにかを
忘れないように
小さな想い集めて
ひとつになれたそのときに
ぼくらの明日は
この手のなかにある
やさしい飛行機雲 夜に浮かんでた
ゆっくり壊れはじめた境界線
銀色に反射した スプーンに映る
いまは歪んで見えてる この青空
一人ひとりの気持ちで感じること
人それぞれの想いを叫んで
一人ひとりの願いは
輝く地球(ほし)明日につなぎ
未完成の地図
描いていこうよ
代わりにはなれないけど
もう一度 あの日のように
みんなの涙は
明日のためにある
夕暮れに旅立った
小鳥たちは
違う街で 笑顔だと信じて
窓を開けた雪の朝
早くママに伝えたくて
小さな喜び
いつまでも胸に
あの日 感じた少しの
優しさ忘れないように
ぼくらの未来は
心のなかにある
遠く輝く流れ星
さみしくなる秋の気配
夏のひくい雲
突き抜けるように
空高く手をひろげて
いまこのときを大切に
ぼくらの未来は
みんなのなかにある
ぼくらの明日は
心のなかにある
星空に届くかな
見てくれてるかな