いつのまにか ボタンひとつ取れて失くした
フレンチコートが 悲しくて
あなたの街 いつも電車で行くあの街
軽い自転車 歌うベル
ペダルまわして 風に踊るの
ピンクのワンピもバングルも花柄チュニックも
そう一人の朝には 木綿のリネンみたいに
素直に“会いたいの”って言えたのに
着いた夕暮れに あなたがね笑顔なら
“いつでもそばにいて”って言えるかな
外を見てた カフェでふと気づいたボンヤリ
冷めたココアが 寂しくて
会えなくても あなたの仕事の顔も好き
それはウソでは ないんだけど
ペダルまわして あなたに向かうの
手作りキッシュとマカロンとフェアリーケーキと
そう 知り合った頃には キャラメルミルクみたいに
甘えて“帰らない”って言えたのに
立ちこぎ自転車 あなたがね笑顔なら
“いつでもそばにいて”って言えるかな
そう一人の朝には 木綿のリネンみたいに
素直に“会いたいの”って言えたのに
着いた夕暮れに あなたがね笑顔なら
“いつでもそばにいて”って言えるかな 言えるかな