歌詞ナビ > 水田竜子 > 伊根の舟屋
壁の日めくり 一枚破り宿の窓辺で 鶴を折る泣きに来た 伊根(いね)の舟屋は 波まくら・・・・・海が玄関(おもて)よ 通りは裏口(うら)よそんな哀しい 恋だから
三日三晩の 東風(いちせ)もやんで沖は夕なぎ イカ日和(びより)絵のような 伊根の舟屋の 月灯り・・・・・ふたつぐい呑み 並べてみてもひとりぼっちは 淋しくて
旅のおわりの 浮棧橋に咲いて春待つ 口紅水仙(せっちゅうか)ふりむけば 伊根の舟屋は 雪の中・・・・・生きる寒さに 負けそな時は泣きにおいでと 呼ぶように
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