竹川美子「岬のおんな」歌詞

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「岬のおんな」歌詞

歌手:竹川美子
作詞:星野哲郎
作曲:叶弦大


泣きたきゃ泣きなと つき放すように
潮鳴りが咽ぶの 白砂の渚を
古ぼけた宿の 番傘ひろげ
やどかりのように さまよえば
青いみれんが 素足にからみ
思い切る瀬が 越せないの
岬のおんな

すてられる前にと さよならをしたの
冷めかけた心の 温もりを抱きしめ
秋風が走る 貝殻径(みち)を
鈴虫のように 泣きながら
過去へ過去へと 歩いています
あなたなしには 生きられぬ
岬のおんな

ぼろぼろになった 思いで抱いて
石ころのように しゃがんだら
意地も崩れて 潮路に濡れる
そうよ私は 別れても
あなたのものよ

岬のおんな


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1 お酒がいいの冷やがいいちょっとちょっと 今夜は お酒がほしいの
2 おんなの終着駅夢をこの手で 捨てた日も 世間をうらんだ ときもある
3 汐騒小指で書きました 今でも好きと 儚いものです
4 片恋おぼろ月月は朧(おぼろ)で あんたは野暮で お酒は一合で
5 ちゃっきり節唄はちゃっきり節 男は次郎長 花はたちばな
6 花火悔しいけれど ひと目で惚れた 夜風に遊ぶ
7 浪花恋人情あんな権太(ごんた)と 世間は言うが なにが他人に
8 むらさき川たたく太鼓が 聞こえれば 帯でおさえた 未練がひとつ
9 雪の海峡 津軽波のしぶき冷たい 風も震える 沖じゃかもめ知らんぷり
10 女のみれん岩肌 叩いて 咲いて散る 咲いても 儚い 波の華
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