交差点の上あふれる人波
いつの間にかその一人となり
慣れない景色もいつか
受け流すようになっていた
気がつくと雨は上がっていた
濡れたアスファルトの匂いがそう
僕を引き止めようとしたけど
振り向かず歩いて行く
ビルの間見上げた夕焼けは
やけに心を揺さぶってくる
That was first time
唄ってたいって思ってたあの日
君と出会った街角で
夜明けまで語り合った日はそう
このまま時が流れても
終わらない気がしていた
君はただ生きいそぐままに 儚く散った
僕らを残し 夜空の星に変わるように
眩しすぎた奇跡も 求めすぎた世界も
優しすぎた季節も 急ぎすぎた未来も
遥か遠くに思えた
今は僕たちだけが歳をとり
懲りずに好きと嫌いを繰り返す
変わらない笑顔の君は
そんな僕をどう見ている?
ちっぽけな勇気でさえ
消えてしまいそうな街中で
君は目に何を映して
どこへ向かってたんだろう?
目の前に続く長い坂道
どこまでも続きそうなこの道
day after day
止まってたって何も変わりはしないから
降りしきる重い雨の夜は
つい君の言葉を思い出す
「自分に合ったその道をただひたすらに戦え」
いつも見た夢を追いかけて 一人走る
君の背中が 僕を連れていってくれる
くじけそうな心が 壊れそうな身体が
ちぎれそうな翼が 僕らを試すけれど
掴め希望の限り 燃やせ尽きない想い
揺るぎない絆を いつまでも誇りに
響け 君のメロディー
繋げる 僕らのストーリー
夢で会えたら それだけでいい
目覚めるまでは 声を聞かせて