若い頃のように 速く走れないけど
久しぶりに流れ落ちる 汗が心地いい
生きる速さなんて 誰にも決められやしないのに
あくせく生きて 見えない誰かと競い合っていたね
見栄やプライドの厚い服を着て
哀しい目をして生きていたね 気が付けば
夕日に染まるグラウンド 息を切らせ走った日々
いつも何かを追いかけて たどり着けず傷付いたね
夜の風が僕を通り過ぎてゆく
少しずつ生きる力がこみ上げてくる
心地よいリズムに身を任せれば
昨日よりも星空がきれいに見えた
誰かの為じゃなく ただ自分らしく
生きてゆけたら 素直な自分が見えてくる
うすい雲が流れて 三日月が舟のよう
君の事考えて 優しさに満たされる
夕日に染まるグラウンド 息を切らせ走った日々
いつも何かを追いかけて たどり着けず傷付いたね