零れる程に咲く空 騒がしいそんな夜
重たい首を下げて 怯えるキミを見つけた
優しい風がふわりと ため息を包むけど
繋いだ指は冷たく やけに小さく思えた
とぎれとぎれに聞こえる キミの涙の音が
奏でてゆく悲しいメロディー ボクの胸に響いた
夜が明けちゃう前に 秘密の場所まで
誰にも見つからないように 連れて行ってあげるよ
さぁ、おいでよ お星さまがほら
迷子にならぬよう 照らしてくれるから
ボクに笑って見せてよ
いつかこの手が離れて 時間は過ぎてゆくけど
ボクはいつでも怯える キミを見つけるだろう
キミが流した涙は 空に跳ね返って消えた
だからもう怖くないよ ボクがいつも傍にいるから
夜が明けちゃう前に 秘密の場所まで
誰にも見つからないように 連れて行ってあげるよ
さぁ、おいでよ お星さまがほら
迷子にならぬよう 照らしてくれるから
ボクに笑って
キミの瞳に映してあげる ひとつぶの輝く光を
ほら、空が色づいてゆく 眩しく溶け込む
キミの笑顔