怖じ気付いて 触れもしない
耳にそっと 囁くんだ
若さ故の 淫らな銃
撃てばきっと 心地好いと
さあご覧遊ばせ
曇り無い眼が
いまに匂引かすしどけないこの実を
過ぎ去っていく時間に従順なだけさ
“邁進(まいしん)”其れ以外何一つ分からない
するとこうだ
「何かご不満?
ディスプレイは頗(すこぶ)る綺麗よ。」
此処まで来て醒める萎える
意図は冗談 稚児(ちご)の遊戯
鏤鏤鏤鏤(ノレノレルル)る
超現実主義(シュールレアリズム)
不知顔(しらぬかお)で高飛びしろ!
でも机上に高がアイコン
二つ三つ未々(まだまだ)嘘
色違いのラベル順に並べ替えてばれぬ本体
さあご覧遊ばせ
味気無い利き手もいまに
泡吹かす新たなお客様
最早お金では起動も致しません
“献身”其れ以外愈々分からない
是ぞ当たり前 革め朝飯前
右手左手あられもないこの身は
果敢無い現し身
棄ててなんぼだと言う?
知らない 分からないから見舞ってくれる
さあ「骨抜きに」